ビジネスブログ|バイクの買い取り、販売をお探しなら丸真商会<相模原市南区>

丸真商会
バイク買取
2019年12月02日 [Default]

W650 配線修理

W650の配線を調べます

前オーナー曰く

走ってて急にエンジンが止まる
そのあと
配線を揺らしてイグニッション
ON−OFF繰り返すとエンジンがかかる
その症状は不規則
とのこと

その内容から推測すると
イグニッション配線付近が怪しい

ショートすればヒューズが切れるので
まずはそこをチェック



w



当然切れてました

しかも2か所

HORNとIGNのヒューズ



ホーン?



そういえばホーン付いてないねぇ



チョッパー仕様車両のあるある



配線加工
スッキリ見せるのがチョッパー



邪魔なカプラーやギボシは極力カット



スイッチ類は最小限でコンパクト



余計な計器類照明ランプはカット



問題は
どう処理してあるか



この車両は某ショップ製作のチョッパー車両



フレームカットのワンオフ溶接加工を
見れば分かります

プロの仕事です

いやぁ素晴らしい

完全に1人乗り仕様車両にするため
ほとんどのフレームステーがカット溶接されてます

もう純正には戻せません

タンクはもちろん
マフラーステーもカットされてます

気合いの1台という印象です



ただ配線処理は少し残念な感じ



無駄な配線が残ってるし

切りっぱなしの配線



一番残念なのは
車検取得に必要なものは切らないで欲しかった



あとで交換できるようにと
あえてギボシで繋いで欲しいところも直付け



製作時はカットして
テープでぐるぐる巻いて
ハイっ
綺麗でしょ

でOKですが

電装不良が生じた場合は

原因解明のため配線を剥いていきます



これがバイク屋泣かせ



配線やり直して終わりでしょ



って思うでしょう



簡単に直せる時もあります

でも

探し当てるのに時間がかかる時もあります



今回のケースは後者



1か所のショートじゃない感じ



とりあえず配線剥いていきましょう



w6
w6



ちょっと待って



w6



コレまずいよね



ギボシが剥き出し状態

イグニッションの配線だから+極

これがフレームに当たるだけでショートする



無事原因解明か?



いやいやいや



イグニッションONで

またまたショート



w



ここの30Aのメインヒューズが飛んだ



w6



さらに配線を追っていきます



w
w



ブッタ切り配線が出てくる出てくる



ついでに
インジケーター用の配線も拾っておこう



インジケーターは
ニュートラルやウィンカーの点灯ランプのこと

いらないという人もいるけど

個人的にはあった方がいいかなと



せめてニュートラルランプは欲しいな



テスターで1本1本探す



ウィンカーランプ用の配線はすぐ発見



w
w
w



ニュートラル用の配線を探す



因みにセンサーはココ

w



経験上ニュートラル配線は茶白線と水色線



茶白線はすぐに見つかる

w
w

ん〜間違いない
ニュートラル+線だ

w



あとはアース線



電極が−極だからフレームに干渉してもショートしない



だからどこかに埋まってるはず



w

ここじゃない



w
w

これだっ



w

間違いないっ



w



テスト用のランプで点灯確認

ニュートラルランプもOK



他の必要な配線も全て発見!

忘れないようにメモして

w



あとはリークしそうな箇所を処理して

配線作りなおせば大丈夫でしょう


このエントリーをはてなブックマークに追加

このページの先頭に戻る